ペレス、フェルスタッペンが離脱したら”チームにとって痛手”と認める
セルジオ・ペレスはチームメイトのマックス・フェルスタッペンがレッドブルから移籍するのではないかという憶測について、現状ではレッドブルが”非常に良いポジション”にあり、フェルスタッペンが移籍するとしたら”痛手”だと語った。
フェルスタッペンとレッドブルとの契約は2028年までとなっているものの、フェルスタッペンは将来的に別のチームでレースをする可能性があるという噂が浮上している。
メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、フェルスタッペンをラインアップの一部に加えることを「望んでいる」とコメントしている。
このところレッドブルのチーム内外が騒がしい中、ペレスはフェルスタッペンの契約と、彼が認識している契約解除条項の有無について質問された。
「マックスの契約にどんな条項があるかは知らない。でも僕の知る限り、マックスはチームと契約を結んでおり、チームに完全にコミットしていると思う。」
「あとは……僕がコメントすることじゃないと思うし、僕には関係ないことだ。僕は自分の決断とやるべきことに集中している。事実を何も知らないのに、他のドライバーの話をするのは……意味がないと思う。」
フェルスタッペンが離脱した場合、チーム内の勢力図はどのように変わるのだろうかと質問されたペレスは、「チームはとても強い位置にいると思うし、調和も摂れている。それを達成するには、恐らく長い期間がかかったと思う。」
「今現在は、チーム全員が本当にうまく機能しているし、エンジニアリンググループ全体が本当に団結している。ここ数年、僕らがどれだけ効率的な走りができているかは、サーキットを走ればわかる。それを変える理由は見当たらない。もしマックスが抜けることになれば、チームにとっては明らかに痛手だ。」
ペレスがバーレーンとサウジアラビアでフェルスタッペンを援護し、今シーズンはここまで完璧なワン・ツーを記録している。
また、ペレスは予選と決勝でフェルスタッペンに近づき、3回のポールポジションと6回のグランプリ優勝という記録を更新するために、もっと多くのことが起こることを予想している。
「僕たちは理解という点ではずっといい場所にいると思う。週末が思い通りにいかなかったとき、何が自分たちに合っていて、何が合っていないのかを理解することで、僕たちはかなり良くなっていると思う。」
「特に去年の終わりごろは、マシンのセットアップをいろいろと探ってきたし、今はどの方向性が自分たちに合っているのか、どのセットアップが有効なのかがよくわかるようになった。」
「また、週末のスタートもかなり良くなっているし、週末中もかなり前進している。だから全体的に、昨年よりもずっと良いマシンと、チームと、この先長い間一緒にいられるような気がしている。」
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