ペレス、カナダでのQ1敗退を悔やむ
レッドブルのセルジオ・ペレスは、カナダグランプリでのQ1敗退により、グリッド16番手という低い位置からポイント獲得のために戦わなければならなくなったことから、自身の予選の出来栄えを「最悪」と評した。
ペレスは、レッドブルとの2年間の契約延長に勇気づけられて週末を迎えたが、土曜日のジル・ヴィルヌーヴ・サーキットでの寒くて滑りやすいコンディションでの苦戦により、その笑顔は一転した。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンがQ1とQ2を無事に通過し、最終的に同タイムでポールポジションのジョージ・ラッセルに次ぐ2番手のグリッドを確保する一方で、ペレスは前戦のモナコと同様にQ1で脱落し、フラストレーションのあまりハロを叩きつけるほどだった。
「最悪だった」と彼はその後コメントし、RB20のリアアクスルの問題と、タイヤを最適な状態に持っていくことの難しさを指摘した。「グリップを得ることができなかった」
「多くのマシンにとって非常に奇妙なセッションだったと思う。僕たちにとっては、タイヤをスイッチオンさせることができなかった。タイヤを本当にスイッチオンさせるのに時間がかかっていて、最悪だった」
Sky Sports F1のインタビューでは、ペレスはこのコメントを詳しく説明した。
「主な問題は、本当にリアをスイッチオンさせることだった。僕にとっては、リアアクスルがかなり厄介だった」
「その代償を払うことになった。基本的にグリップがなかったからだ。スリップしすぎていた」
「何らかの理由でリアアクスルをスイッチオンできなかった。全く頼ることができなかった。当時はそれを押し進める自信が全くなかった」
ペレスは現在、コンストラクターズランキングでフェラーリとの差が24ポイントに縮まったレッドブルを助けるべく、グリッドの8列目からの厳しいレースに臨むつもりだ。
「最悪な結果だが、天候がどうなるか、戦略で何ができるかを見てみよう」とペレスは締めくくった。
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