レッドブル・フォードのF1パートナーシップは「急速に進展している」
F1におけるレッドブルとフォードの関係は、フォードが予想したよりもはるかに早く進展している。
レッドブル・レーシングがニューヨークで2023年シーズンをスタートさせた際、フォードはレッドブル・パワートレインズのパートナーとして発表された。
この契約には、2026年までのパワーユニットのブランド権に加え、技術協力の要素も含まれている。
そのため、フォードはデトロイトの従業員を増員し、レッドブルのミルトンキーンズのファクトリーにもスタッフを配置することになった。
フォードのモータースポーツ責任者であるマーク・ラッシュブルックは、「仕事や、人材や設備など、私たちが持つ技術的なリソースという点で、この関係は当初の想像以上に速いスピードで進展していると言えるでしょう」とSpeedcafeに語った。
「素晴らしいパートナーシップであり、すでにかなり進んでいる」
「2026年のレースは、我々にとって、事実上明日のようなものであり、急速なコラボレーションとパートナーシップが必要だ」
ホンダの撤退がフォードにレッドブルの扉を開く
フォードは、現在のサプライヤーであるホンダがF1から撤退することを決めた後、レッドブルがパワーユニットを自社生産することを選択したため、レッドブルに加入する。
この決断は2020年10月に下され、当初は2021年末までにホンダが完全に撤退する予定だった。
しかし、その後、修正された契約が締結され、ホンダは、レッドブルが使用するパワーユニットの管理に引き続き関与することになった。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ホンダが既存の契約を超えて、新しいパワーユニットの時代までF1にとどまるよう、話し合いが行われたことを明らかにした。
しかし、ホンダはF1にハイブリッドで参戦することよりも、量産製品の電動化を優先させたため、話し合いは決裂した。
この決断は、その後アストンマーティンとの新たな関係によって撤回され、フォードがF1に復帰するためのプログラムが始動した。
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