サージェント、アルボンにマシンを託したのは「キャリアで最も困難な瞬間だった」と語る
ウィリアムズがアレックス・アルボンのFP1でのクラッシュを受けて、アルボンのマシンの修復が不可能なことから、FP3からアルボンがチームメイトであるローガン・サージェントのFW46を引き継ぐことを発表した。
メルボルンで、金曜日の夜にチームからこのことが発表された後、サージェントは
“これは僕のキャリアの中で最も難しい瞬間で、絶対に簡単なことではない”と語った。
「しかし、僕は完全にチームのためにここにいるし、僕たちができることを最大限に発揮するために、今週末もできる限りの貢献を続けるつもりだ。」
また、アルボンは”完璧なプロフェッショナル”であるチームメイトに感謝の言葉を述べた。
「正直に言うと、どのドライバーも自分のシートを手放したくはないだろう。このようなことは絶対に起こるべきではない。」
「ローガンは常に完璧なプロフェッショナルであり、初日からチームプレーヤーだった。しかし現時点では、この状況にくよくよしているわけにはいかない。今の僕の仕事は、今週末に我々のポテンシャルを最大限に引き出し、チーム全体と協力して最高の仕事ができるようにすることだけだ。」
一方、チーム代表のジェームス・ボウルズは、サージェントがウィリアムズにとって好調な金曜日を過ごしたにもかかわらず(序盤の2回のプラクティスで14番手と13番手を獲得。
現在の中盤争いは非常に接戦しているため、昨年チームの28ポイントのうち27ポイントを獲得し、コンストラクターズランキング7位獲得に貢献したアルボンにマシンを託すことが現実的な選択だったと認めた。
「ローガンがミスをしたわけでもないのに苦しむ必要はないが、中盤争いがこれまで以上にタイトになっている状況では、すべてのレースが重要だ。」
「この決断は決して軽いものではなかったし、ローガンが潔くそれを受け入れ、チームへの献身を示してくれたことに感謝してもしきれない。」
ウィリアムズはまだ2024年シーズンでポイントを獲得しておらず、キック・ザウバー、RB、アルピーヌとともに今季まだポイントを獲得していない4チームのうちのひとつである。
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