【カナダGP スプリント予選】ノリス、FP1不振から3番手―旧仕様フロントウイングで復調
2026年F1第5戦カナダGPのスプリント予選で、マクラーレンのランド・ノリスは3番手グリッドを獲得した。フリー走行(FP1)では6番手と苦戦したものの、チームが短時間でセットアップを修正。ノリス自身も「マシンへの信頼感が戻った」と語り、見事な巻き返しを見せた。
FP1の不振から3番手へ―旧スペックのフロントウイングが好感触
FP1ではマシンへの信頼感を得られず、6番手に沈んでいたノリス。しかし、スプリント予選までにチームが迅速に対応し、状況は大きく改善した。
「FP1の内容を考えれば、3番手はかなりいい結果だと思う。小さな逆転だ。ついていけないかもしれないという不安もあったし、FP1ではマシンへの信頼感が十分ではなかった。でも、いくつか変更を加えたことで、明確に改善した」
特に効果を発揮したのが、旧スペックのフロントウイングへの変更だった。
「スプリント予選に向けて旧スペックのフロントウイングに戻した。それが少し自信を与えてくれた。ラップ自体も悪くなかったし、もう少しタイムを削れたかもしれない。トップとの差もそれほど大きくなく、前向きな内容だった」
「チームを誇りに思う」―短時間での修正を高く評価
そして、難しい状況の中で迅速に対応したチームを称賛した。
「素晴らしい仕事をしてくれたチームを誇りに思う。アップグレードパッケージは機能している。フロントウイングを含めて、いくつかの部分はまだ微調整が必要だけどね」
予選へ向けて手応え
SQ3での感触についても、ノリスは明るい表情を見せた。
「マシン全体としてはうまく機能していたし、今週末で初めて、SQ3でソフトタイヤに本当の安心感を持てた。これは大きな前進だ。ここからさらに磨き上げて、スプリント後のグランプリ予選でもいい結果を出せるようにしたい」
フェラーリ勢のスタートにも警戒
一方で、スプリントレースに向けては後方のフェラーリ勢を警戒している。フェラーリは今季、スタート性能の高さを武器としており、5番手ルイス・ハミルトン、6番手シャルル・ルクレールが背後に控える。
ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢にとっては、前方のメルセデスへプレッシャーをかけながら、同時にフェラーリの鋭い蹴り出しにも対応する難しいレース運びが求められそうだ。
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