【カナダGP 予選】ルクレール、タイヤが全く機能せず8位「キャリア最悪の週末かもしれない」
2026年F1第5戦カナダGPの予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは8番グリッドに終わった。予選巧者として知られるルクレールにとって、8番手という結果は大きな失望だった。フリー走行(FP1)から一度も本来のフィーリングを得られないまま週末が進んでおり、本人も「キャリア最悪の週末かもしれない」と苦しい胸の内を明かした。
マシンとの一体感を完全に失った週末
セッション後、ルクレールは珍しいほど率直な言葉で現状を語った。
「ひどい週末だ。幸いまだ終わってはいないし、明日少しでもましになることを願っている。今より悪くなることはないだろうからね」
マシンの感触についても、深刻さを隠さなかった。
「マシンのフィーリングが全くなかった。おそらく、キャリア最悪の週末だ。金曜から一度も、本当にマシンを感じられたラップがない。すべてのコーナーで壁に向かって走っているような感覚だった。タイヤが完全に適正温度域から外れていたからだ。でも、少なくともブレーキの問題は解決できた」
Q1から続いたタイヤ温度の問題
ルクレールは、タイヤの温度管理に終始苦しめられていたと説明した。
「この問題はQ1から続いていた。タイヤが適切な温度域に入らず、必要な信頼感を持てなかった。Q3では多少改善したし、悪くないラップは走れたと思う。でも、それで8位という結果では、“悪くない”という言葉は合っていないかもしれない。確かに全員が非常に接近しているが、それでも8番手では全く十分ではない」
雨予報の決勝にも残る大きな不安
雨予報となっている決勝についても、楽観的な見方はできないと語った。
「決勝は未知数だ。これまで抱えている問題を考えると、雨はさらに状況を複雑にする可能性がある。雨がチャンスになると言う人もいるし、そうなることを願っている。でも、ここまでの問題はタイヤ温度に関係している。雨になったからといって、それが解決するわけではない」
チームメイトのルイス・ハミルトンが今季2番目となる好グリッドを獲得した一方で、ルクレールは最後までフィーリングを掴めないまま予選を終えた。モントリオールでの週末は、現時点では彼のF1キャリアでも特に苦しい一戦となっている。
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