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アントネッリ、0.011秒差でスプリントポールを逃すも確かな手応え。ハミルトンとフェラーリの進化に脱帽

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kimi antonelli mercedes British GP

イギリスGPのフリー走行で堂々の2番手タイムを記録し、本命の一角としてスプリント予選に臨んだメルセデスのキミ・アントネッリ。しかし、いざ予選が始まると、アントネッリにとって決して順風満帆な滑り出しとは言えないセッションとなった。

SQ1でのフェルナンド・アロンソ、ランス・ストロールのアストンマーティン勢の衝撃的なノックアウトや、ランド・ノリスのマシントラブルにパドックが揺れる中、アントネッリ自身もマシンのハンドリングに苦しみ、SQ1は7番手タイム(1分29秒746)に低迷。しかし、ここからのメルセデスガレージの対応力と、アントネッリの適応能力が光った。

レギュレーションで許される範囲内で即座にマシンのバランス調整を行うと、SQ2では一変して躍動。トップのルイス・ハミルトンに0.099秒差まで迫る2番手タイムを叩き出すと、最終決戦のSQ3では、さらにその差を「1000分の11秒」にまで縮めてみせた。

アントネッリ-「本当に惜しかった、悔しい! でも調整は見事に決まった」

セッション後、ヘルメットを脱いだアントネッリは、あと一歩で届かなかったスプリントポールに対して悔しさを滲ませつつも、ガレージの手腕を絶賛した。

「本当に僅差だった。あと少しだったのに、悔しいよ!

最初のSQ1ではマシンのフィーリングが正直あまり良くなくて、アタックに手こずってしまったんだ。でも、セッションの合間にチームがマシンのバランスにいくつかの調整を施してくれた。そうしたら、SQ2でコースインした瞬間、マシンの挙動が『まるで昼と夜』のように劇的に改善していたんだ。

最後のSQ3はもう路面側にもそれほど改善の余地が残っていなかったけれど、自分としては十分に納得のいくクリーンなラップをまとめることができた。だからこそ、ルイスのタイムにここまで肉薄できたんだと思う」

先輩ハミルトンとフェラーリへの賛辞-「ルイスはトップフォームにいる」

僅差で自身を上回り、全セッションで最速を刻み続けたメルセデスの大先輩であり、現フェラーリのエースであるハミルトンに対し、アントネッリは素直に敬意を表した。

「今日のルイスは、すべてのセッションでベンチマークだった。彼とフェラーリのチーム全体におめでとうと言いたい。

フェラーリがここに向けて遂げてきた進歩は、本当に信じられないほど驚異的だ。明日のスプリントは間違いなくタフなレースになる。ルイスは完全にトップフォームに乗っているからね。でも、それでいいんだ。僕たちはそういうタフな挑戦が大好きなんだから。明日はすべてを出し切って、ベストな結果を掴み取りにいくよ」

4度目のスプリントへ自信-「もちろん、優勝は可能だ」

明日の土曜日に行われるスプリント、今季4度目となるスプリントを前に、現在ドライバーズランキングの頂点に君臨する若武者は、メルセデスの高い戦闘力を背景に強い自信をのぞかせた。

「スプリントでの逆転勝利はもちろん可能だと思っている。僕たちは1位でチェッカーを受けるために、スタートから全力でプッシュする。

何度も言うように、簡単なタスクだとはこれっぽっちも思っていないよ。だけどレースでは何だって起こり得るし、どんな小さなチャンスも見逃さずに、自分たちのポテンシャルを100%引き出すだけさ」

アストンマーティンの開発凍結や、ラッセルのトラクター時代からのサクセスストーリーなど、様々な人間模様が交錯するシルバーストン。フロントローの最前列からスタートするハミルトンとアントネッリの「新旧メルセデス世代交代バトル」は、土曜日のスプリント最大のハイライトとなる。

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