ザウバーのドライバー、オーストラリアでのピットストップの改善に期待
オーストラリアでのピットストップ改善に期待
ザウバーのドライバーであるバルテリ・ボッタスと周冠宇は、今シーズンの最初の2レースで彼らを悩ませたピットストップの問題がまだ完全に解決されていないことを認めている・
一方で、両ドライバーとも、オーストラリアGPではチームが改善しているという期待を見せる。
周は、前回サウジアラビアでのレースにて、ホイールナットを斜めに捩じ込んでしまうクロススレッドという問題が発生した。
その結果タイムをロスし、最後方に転落してしまった。また、これはボッタスがシーズン開幕のバーレーンGPで経験したものと同様の問題だ。
両ドライバーは、ジェッダでの再発を受け、この重大な問題について懸念を示しており、ボッタスはオーストラリアで開催される第3戦目に先立って、チームはまだ問題を完全に解決するのに十分な時間がなかったと説明した。
ボッタスは、「特定のコンポーネントや材料にはリードタイムがあるから、問題を100％解決したわけではないけど、これまでよりは改善されているはずだから、今週末は自信を持ってピットインできるよ。」と述べた。
「すべてが順調に行くことを祈るばかりだ。うまくいけばクリーンなレースをして、ポイントを争うことができる。」
周冠宇、ザウバーのホイールナットの問題は解決したと示唆
周も、ピットストップで使う工具にいくつかの変更を加えたことにより、チームはより良い週末を過ごせると楽観的な意見を述べた。
「ピットクルーのために、機器やシステム全体を再設計する必要があることは明らかだった。」と周はコメントした。
「残念ながら今すぐ全てを再設計することはできないが、ホイールナットとホイールガンを少し調整し、問題が解決されることは確認済みだ。これがうまくいけば、すべてを始めることができる。」
問題が残されているにもかかわらず、周はメルボルンでの週末を楽しみにしており、チームのポテンシャルに希望を見出している。
「チームとしては優れたレース展開を発揮できていると思うが、週末を微調整する必要がある。」と彼は付け加えた。
「絶対にピットストップが鍵だろうね。また、コースもこの場所も大好きで、ファンの雰囲気はいつも年間ベストの1つなので、メルボルンに来ることができてとても嬉しく、週末が楽しみだ。」
オーストラリアGPに向け地元文化を受け入れるバルテリ・ボッタス
ボッタスはオーストラリアのファンであることが知られており、周と同様にアルバート・パーク・サーキットでのレースを楽しみにしている。
「ここに来て、オーストラリアの文化を体験するのは素晴らしいことだ。」とボッタスは述べた。
「オーストラリアのファンからの多くのサポートがあり、それによってレースは確実により楽しいものになる。ここに戻るたびに、それを実感するよ。」
「それは間違いなく今週末に役立つだろうし、グランプリまでは楽しいアクティビティが待っている。ついにコース上で本当に楽しいことをする時が来たね。」
ザウバーは、2024年にポイントを獲得していない4つのチームの1つであり、コンストラクターズランキングで8位にランクしている。
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