【F1イタリアGP FP2】ラッセルがトップ! ルクレールとアントネッリを退ける-角田は10番手で予選へ弾み
2026年F1第13戦イタリアGPの初日を締めくくるフリー走行2回目(FP2)がモンツァで行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルが1分22秒559を記録してセッションのトップに立った。FP1で首位だったフェラーリのシャルル・ルクレールが0.120秒差の2位、選手権首位のキミ・アントネッリが3位に続き、初日はメルセデスとフェラーリによるハイレベルな首位争いが繰り広げられた。
レギュラー組が復帰し全22台が揃ったFP2の滑り出し
FP1でルーキーにシートを譲っていたマックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリー、アレックス・アルボン、セルジオ・ペレスの4名がマシンに戻り、全22台のレギュラードライバーがコース上に揃った。
現地時間16時のセッション開始とともに、多くのマシンがミディアムおよびハードタイヤを履いて一斉にコースイン。序盤からスリップストリームを狙うマシン同士が密着して周回を重ねる中、ストレートでのポジション争いによりブレーキゾーンで芝生に押し出されそうになったランド・ノリスが無線で危険性を訴える危険な場面も見られた。
序盤はアントネッリが1分23秒417を出して牽引し、ラッセルや第1シケインでタイヤをロックさせてエスケープゾーンへ逃れたルクレールらが0.055秒差の中にひしめく緊迫した立ち上がりとなった。一方、ダウンフォース不足を訴えたフェルスタッペンはフロントウイングの交換を余儀なくされ、ミディアムタイヤでの序盤アタックは8番手に留まった。
ソフトタイヤでの予選シミュレーションとラッセルの逆転劇
セッション半ばに差し掛かると、各チームは一斉にソフトタイヤを投入して予選シミュレーションへ移行した。
アントネッリがトラフィックの引っかかりを乗り越えて1分22秒700を出し、最初に1分22秒台の壁を突破。しかし直後にフロントウイングを微調整して再アタックに挑んだラッセルが1分22秒686をマークし、メルセデス勢がタイムシートの上位を独占した。
ここで待ったをかけたのが、FP1最速のルクレールだった。フェラーリのSF-26で1分22秒679を叩き出して一時トップに躍り出たが、最終的にラッセルが1分22秒559までタイムを縮めて再逆転に成功。ラッセルのこのタイムがセッション最速となり、そのままチェッカーフラッグを迎えた。ルクレールはセッション終盤の第2シケインでスピンを喫したものの、マシンに損傷なく復帰を果たしている。
トップ10の顔ぶれと中盤戦の展開
3位に入ったアントネッリはアンダーステアに苦しみつつもトップと0.141秒差のタイムをマークしたが、エンジン交換に伴うグリッド降格ペナルティにより決勝は後方からのスタートが決定している。
4位にはマクラーレンのノリス、5位にルイス・ハミルトン、6位にオスカー・ピアストリが続いた。7位にはレーシング・ブルズのルーキー、アーヴィッド・リンドブラッドが健闘を見せ、8位にオール・ビアマン、9位にダウンフォース不足に悩まされたフェルスタッペンが位置した。
レーシング・ブルズの角田裕毅は着実にプログラムをこなし、10番手タイムを記録してトップ10に留まった。
後方でのトラブルと予選への展望
アルピーヌのフランコ・コラピントはアスカリ・シケインの立ち上がりでハイスピードコースアウトを喫したものの11位をキープ。一方、アウディのガブリエル・ボルトレトはセッション途中にエンジン不具合が発生し、早期にマシンを止めるトラブルに見舞われた。
予選に向けたパフォーマンスの全貌が見え始めたモンツァ。メルセデスとフェラーリによる一騎打ちの様相を呈する中、不調に苦しむレッドブルや降格が決まっているアントネッリの巻き返しを含め、土曜日のセッションからも目が離せない。
FP2結果
| 順位 | ドライバー | チーム | タイム | トップとの差 |
| 1 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:22.559 | 0.000 |
| 2 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1:22.679 | +0.120 |
| 3 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:22.700 | +0.141 |
| 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1:22.943 | +0.384 |
| 5 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1:23.016 | +0.457 |
| 6 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1:23.028 | +0.469 |
| 7 | アーヴィッド・リンブラッド | レーシングブルズ | 1:23.349 | +0.790 |
| 8 | オリバー・ベアマン | ハース | 1:23.370 | +0.811 |
| 9 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.377 | +0.818 |
| 10 | 角田裕毅 | レーシングブルズ | 1:23.455 | +0.896 |
| 11 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1:23.619 | +1.060 |
| 12 | リアム・ローソン | レッドブル | 1:23.660 | +1.101 |
| 13 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アウディ | 1:23.732 | +1.173 |
| 14 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1:23.773 | +1.214 |
| 15 | ガブリエル・ボルトレート | アウディ | 1:23.776 | +1.217 |
| 16 | アレックス・アルボン | ウィリアムズ | 1:23.853 | +1.294 |
| 17 | カルロス・サインツ | ウィリアムズ | 1:23.900 | +1.341 |
| 18 | エステバン・オコン | ハース | 1:24.407 | +1.848 |
| 19 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1:25.027 | +2.468 |
| 20 | セルジオ・ペレス | キャデラック | 1:25.082 | +2.523 |
| 21 | バルテリ・ボッタス | キャデラック | 1:25.149 | +2.590 |
| 22 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1:25.253 | +2.694 |
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