ホーム » F1 ニュース » 【イタリアGP】角田、代役参戦で挑むモンツァのエネルギー管理戦略と2027年シートへの手応え

【イタリアGP】角田、代役参戦で挑むモンツァのエネルギー管理戦略と2027年シートへの手応え

· · · ·
Yuki tsundaa dutchgp 2026

オランダGPに続き、イタリアGPでもレーシングブルズから出走することが決まった角田裕毅が木曜日のメディアデーで今の心境を語った。

Q. 「一日一日を大切に生きる」という状況かと思いますが、今の心境はいかがですか?

A. いつも通りすごくリラックスしている。先週のオランダの時は急遽決まったが、今回は1週間前から「またチャンスが来るかもしれない」と心の準備ができていた。2026年に入ってから一番充実して健康的な1週間を過ごせたし、かつてないほど準備万端だと感じている。

Q. 今週末も走れると知ったのはいつ頃ですか?

A. 実は昨日の昼過ぎ。万が一に備えてシミュレーターに乗っていた最中に話を聞きいた。「よし、走るんだな」と確認し、そのままレースウィークを迎えるつもりで作業を続けた。エンジニアとの準備も含め、レースに出る時と全く同じプロセスを踏んでいる。

Q. エネルギー管理が簡単だったオランダと比べて、今回のサーキット(モンツァ)は難易度がどう変わりますか?

A. ここはエネルギー展開(デプロイメント)において最も難しいサーキットだ。シミュレーターでも現行規定の難しさを実感しました。「もっと速く走れる」と分かっていても、無理に攻めると一周のトータルタイムが落ちてしまうため、我慢が必要です。そこが最大の課題になる。

Q. 他のドライバーのように「不自然なエネルギー管理の走り」に適応できそうですか?

A. 予選などのショートランは自分だけに集中すればいいので心配していない。難しいのは実際のレース条件だ。他車とのオーバーテイクや防衛でバッテリーを使った後の駆け引きなど、実戦での戦略的なバトルは未経験なので、オランダの時以上に先回りして能動的に動く必要がある。

Q. 前回のレース後、他のF1チームから連絡や反応はありましたか?

A. ゼロではない。真剣な交渉というレベルではありませんが、以前から行っていた雑談が前回のレースをきっかけに一歩前進したという感覚はある。来季の体制を検討しているチームと接触を持つのはごく自然なこと。

Q. 今週末の目標と、チームからのフィードバックについて教えてください。

A. チームからのフィードバックは非常にポジティブだ。アラン(・パーメイン)からも「来週も君が必要になるかもしれないから準備しておいて」と信頼を感じる声をかけてもらった。マシンのペースは良いですしアップデートも入るので、まずはエネルギー管理を攻略し、トップ10入り(入賞)を目指す。

Q. 新規定マシンで今週末(モンツァ)のレースに臨む上で、一番の課題は何ですか?

A. フォーメーションラップの段階からエネルギー展開やブーストの位置を考えなければならない点だ。オランダとは違って頭を使う要素が非常に多く、レース全体を通してそれが最大の挑戦になる。

Q. 一度シートを離れて復帰したことで、レースへのアプローチや意識に変化はありましたか?

A. レギュラーだった頃は「マシンの挙動やライバルとの比較」といった予測を持って臨んでいましたが、今はまるでルーキーのような感覚です。期待や目標を過度に設定せず、エネルギー管理や走行の我慢強さなど、チームの指示を聞きながら一から全てを学び取ろうと集中している。

Q. イタリアでのレースについて、意気込みを聞かせてください。

A. 実は過去5年で3回リタイア(うち2回はスタートできず)していて、ここで良い結果を出せたことがない。ただ、ここは僕にとって「第2の故郷」のような大好きな場所。イタリアの人々も大好きなので、このチャンスを生かして今度こそ良い結果を出したい。

【関連記事】

類似投稿