ヴァスール「第1セッションから全力で」カナダGPはフェラーリにとって例年より難しい挑戦
フェラーリのチーム代表フレデリック・ヴァスールが、カナダGPの難しさと今年特有の課題について語った。スプリント週末の限られた準備時間と例年より早い開催による気候の不確実性が、モントリオールをさらに難しくしている。
カナダは特別な舞台
ヴァスールはモントリオールへの思いを語った。「カナダはいつも特別なイベントです。街とサーキットの雰囲気は素晴らしく、イタリア系のルーツを持つ多くのティフォージも含めて、フェラーリがどれほどの支持を受けているかを知っています」。サンローレン川のノートルダム島でのレッドとの祭典が今年も待っている。
しかし同時に警告も発した。「スポーツ的な観点から、モントリオールは決して簡単ではありません。ブレーキへの要求が高く、低速コーナーやシケインからの立ち上がりではトラクションが重要になります」
今年特有の2つの困難

さらに今年はふたつの特別な課題がある。第一に例年より約1ヶ月早い開催だ。気温は12度から22度の間で予報が揺れており、土曜日か日曜日、あるいはその両日に雨が降る可能性がある。低温とウェットコンディションがレース展開を複雑にするかもしれない。
第二にスプリント週末の制約だ。金曜日のフリー走行はわずか60分。その後スプリント予選、スプリント、GP予選、決勝と怒涛のスケジュールが続く。ミスや遅れを取り戻す余裕はほとんどない。
ヴァスールはチームへの要求を明確にした。「第1セッションから完全に集中し、実行に専念し、週末のあらゆる機会を最大限に活用しなければなりません」
もうひとつ注目点がある。ルイス・ハミルトンはシミュレーターに乗らない新しいアプローチを採用すると発表していた。その方針が限られた準備時間の中でフェラーリのセットアップとハミルトン自身のパフォーマンスにどう影響するか、興味深い週末となりそうだ。
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