【カナダGP予選後】ステラ代表「メルセデスを攻撃する」—3・4番手のマクラーレン、差は縮まったが勝利争いへの自信は慎重
2026年F1第5戦カナダGPの予選後、マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラ代表が現状と決勝への見通しを語った。ランド・ノリスが3番手、オスカー・ピアストリが4番手と2列目を独占したマクラーレンだが、ステラは「現在の実力では3・4番手が妥当な結果」と現実的な評価を示した。
「正直に言えば、1・2番手に入りたかった」
予選結果への率直な評価を求められたステラ氏は、まず笑いながらこう答えた。
「いや、本当は1・2番手に入りたかった」
しかし冷静に続けた。
「ただ現実的に見れば、3・4番手は現在の我々のパフォーマンスで達成できる位置だ。だから良い予選結果と言える」
これ以上を引き出すのは難しかったとも認めた。
「これ以上絞り出せたとは思わない。良い前進ができたと思っているし、ピアストリがノリスに匹敵するラップを刻めたことも良かった」
「コーナリングは改善、しかしストレートで時間を失った」
スプリントとGP予選の間でマシンが改善されたことを確認しながらも、新たな課題も浮上した。
「スプリントセッションと比較してメルセデスとのギャップは縮まり、マシンを改善してコーナーでの挙動がはるかに予測可能になった。ただストレートで時間を失っており、その理由を理解する必要がある」
「雨のカナダGPは乾燥していても波乱含み—決勝でチャンスが生まれる」
決勝レースへの期待については、ドライコンディションでも波乱が多いモントリオールで、さらに雨が加わることで状況が一変しうると指摘した。
「カナダのグランプリはドライコンディションでも通常非常に波乱に富んでいる。雨も降る予報なので、確実にエキサイティングな展開になる。我々は全力を尽くし、メルセデスを攻撃しようとする。決勝でチャンスがあるかどうかは、レースで見えてくるだろう」
雨の決勝でメルセデスに対してどこまで迫れるか。ノリスとピアストリの2列目スタートから、マクラーレンの逆転劇は生まれるか注目だ。
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