【カナダGP予選】ハミルトン5位「直線速度の差には為す術がない」—今季2番目の予選結果も、メルセデスとの差に無力感
2026年F1第5戦カナダGPの予選で、フェラーリのルイス・ハミルトンが5番グリッドを獲得した。上海GPのP3に次ぐ今季2番目の予選結果であり、チームメイトのシャルル・ルクレールを終始上回るパフォーマンスを見せた。しかしメルセデスとの直線速度差についてハミルトンは「為す術がない」と率直に語り、複雑な心境をにじませた。
「ファクトリーのスタッフは素晴らしい仕事をしてくれた」
ハミルトンは7度のカナダGP制覇を誇る最愛のサーキットで今季最高水準の走りを見せた。予選を通じてルクレールを完全に上回り、チーム内での強さは疑いようがない。
ハミルトンは自身のパフォーマンスをこう評価した。
「ファクトリーのスタッフはこのマシンに素晴らしい仕事をしてくれている。まだ改善が必要だが、マシンの挙動は本当に素晴らしい」
「ストレートでメルセデスに届かない—これがどうにもならない現実だ」
しかしメルセデスとの純粋なスピード差については、無力感を隠さなかった。
「我々はパフォーマンスの差に完全にさらされている。信頼性は非常に良いが、メルセデスに対してストレートでのスピードが足りない時、前に進むことが非常に難しい」
「今シーズンの残りはこの状況が続くと覚悟しなければならない。だからマシンの改善を続けてギャップを縮めることに集中する」
「コーナーでの速さで前に迫れる可能性はある」
それでもハミルトンは完全に希望を失ってはいない。
「いくつかのサーキットでコーナーでより速く走れれば、トップに近づいてプレッシャーをかけられるかもしれない」
雨が予報される日曜の決勝では、条件が変わることでフェラーリにもチャンスが生まれる可能性がある。カナダGP7勝の男が8勝目を狙えるか注目だ。
【関連記事】
