苦戦中のアルピーヌ「出来ることは集中することだけ」

アルピーヌ、サウジアラビアグランプリで苦戦

アルピーヌのピエール・ガスリーは、サウジアラビアグランプリの1周目でギアボックスの問題によりリタイア。今季の厳しいスタートを切った。

「今週末は明らかに我々にとって厳しいものだった」とガスリーは認めた。

「フォーメーションラップで6速を失い、基本的にフォーメーションラップでギアボックスの問題が発生し、リタイアを余儀なくされた。」

アルピーヌの両車は予選Q2に進出できず、P17とP18からレースをスタートした。

「昨日予選後に車のダメージを発見し、おそらくそれがQ2進出を逃した原因だろう」とガスリーは付け加えた。

チームメイトのエステバン・オコンは、ケビン・マグヌッセン、アレックス・アルボン、角田裕毅らと争う混戦の中、13位でフィニッシュした。

「我々にとっては非常にチャンスに恵まれたレースだったと思う」とオコンは振り返った。「ポテンシャルを最大限、恐らくそれ以上に発揮できたと思う。ある時点では11位まで順位を上げていた。」

「混乱の中で順位を上げようとして、実際にそうすることができたから、スタートからそこまではかなり良かった。だけど、残念ながらまだ十分な速さはなかった。」

「僕たちは引き続き辛抱強く取り組み、マシンのパフォーマンスを向上させるために努力する必要がある。今週はファクトリーで、今後のレースに向けていくつかのことを考え出すつもりだ。」

オコンは、チームがオーストラリアGPに向けて特に取り組むべき点について、「我々にできることは集中することだけだ」と述べた。

【関連記事】