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ストロール、苦境のアストンマーティンに揺るがぬ信念「数か月で状況が一変することもある」

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lance stroll aston martin ストロール、苦境のアストンマーティンに揺るがぬ信念

アストンマーティンのランス・ストロールが、母国カナダGPを前に現在の胸の内を明かした。苦戦が続くチーム状況を認めながらも、「このプロジェクトを固く信じている」と強調。新たな設備や人材への期待を口にし、「F1では数か月で状況が一変することもある」と復活への希望を語った。

風洞とシミュレーターに見る可能性

Lance Stroll Aston Martin Miami

公式チームサイトのインタビューで、ストロールは希望を感じている要素について次のように語った。

「テクノロジーキャンパスには、信じられないほど才能ある人材が集まっている。さらに、新しい風洞やシミュレーターといった設備も整っている。ここには計り知れない可能性が眠っているんだ。成功するチームになるための条件はすべて揃っている。あとは、その可能性をどう引き出すかだけだ」

チームは現在、厳しい局面に直面している。しかしストロールは、明るい未来を信じ続けている。なお、このチームは父ローレンス・ストロール氏が過半数の株式を保有していることでも知られている。

「このプロジェクトを固く信じている。たとえ今は苦しい時期を過ごしているとしても、未来は非常に有望だからだ。だから僕は、この困難な局面を乗り越えたい。そして、僕たちが進んでいるこの旅の一部であり続けたい」

「F1ではすべてが速く進む」

こうした厳しい状況に対し、ストロールは冷静な視点を示した。

「まず大切なのは、地に足をつけて全体像を見失わないことだ。F1ではすべてが非常に速く進む。実際、数か月で状況が一変することもある。だからこそ、好調や不調に振り回されすぎてはいけない。そうなると、本質に集中することが難しくなってしまうからだ」

さらに、こう続けた。

「ドライバーなら誰もが最前線で戦いたい。だから、苦しい時期はもどかしい。チーム全員が懸命に働き、もっと上を目指しているからだ。だが、何かを築き上げる過程では、こうした時間もその一部なんだ。だからこそ努力を続けなければならないし、改善すべき点にも正直であるべきだ。結果がすぐに出なくても、プロセスを信じ続ける必要がある」

復活への長い道のり

今シーズンのアストンマーティンは、依然として厳しい戦いを強いられている。問題は新レギュレーション導入直後から表面化した。チームはこの新規則に大きな期待を寄せていたものの、プレシーズンテストでは深刻な信頼性問題により、ストロールとフェルナンド・アロンソの両者が十分な走行をこなせなかった。

さらに、開幕後の数戦でも、マシンは異なるトラブルによって相次いでリタイアを喫した。しかし鈴鹿では、アロンソがようやく初完走を記録。そしてマイアミでは、ついに2台そろってチェッカーを受けた。これは、長い復活への道のりにおける、小さいながらも確かな前進だった。

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