ヴァスール「DRSの方がよほど人工的だった」新F1規則のオーバーテイクを擁護
新しいF1規則によるオーバーテイクが人工的すぎるという批判が一部のファンやドライバーから上がっているが、フェラーリのチーム代表フレデリック・ヴァスールはその見方に真っ向から異議を唱えた。
マイアミGPのチーム代表記者会見で規則についての見解を問われたヴァスールは、現在のレースアクションを積極的に擁護した。「正直なところ、多くのオーバーテイクがある良いレースを見てきました」と述べた。
ポジション変動が人工的に見えるという批判に対しては、こう切り返した。「一部の人はポジション変動がやや人工的に感じられると言いますが、私にとってはDRSよりもずっと人工的ではありません。DRSはボタンを押すだけで良かった。今はエネルギーマネジメントを正しく行うことが求められ、それはドライバーとチームが決めるものです。それはまったく人工的ではありません」

規則の継続的な改善についても前向きな姿勢を示した。「もちろん規則をさらに磨き続ける必要があり、調整を加えていかなければなりません。FIAのおかげで毎レース後に議論し、システムを改善しようとする機会が与えられています。シーズン中にそれを行うのは容易ではありませんが、全員が同じ方向を向いて取り組んでいます」
将来の規則の方向性についても言及した。「様々な選択肢があり、近いうちにそれらを議論する時が来ると思います。当初からひとつの重要な考慮点があります。エンジン開発にかかる莫大なコストを削減したい。それはメーカーだけでなくカスタマーチームにとっても有益であり、F1全体にとってもプラスになります。すべての選択肢について議論できますし、近いうちにその機会が訪れると思います」
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