【カナダGP スプリント】ラッセル、アントネッリとの激闘制す「答えはコース上で示した」
2026年F1第5戦カナダGPのスプリントレースで、メルセデスのジョージ・ラッセルが優勝を飾った。ランド・ノリス、キミ・アントネッリを抑えての今季2勝目、スプリント通算3勝目となる。チームメイト同士の激しい攻防は無線でも波紋を呼び、レース後のアントネッリの反応にも注目が集まった。
ドラフティングを警戒しながらのタイヤマネジメント
レース後、ラッセルは次のように振り返った。
「クールなレースだった。タイヤマネジメントが難しく、ここではスリップストリームの効果が非常に強い。常に後ろからの脅威を意識しながら走っていた」
アントネッリとの激しい攻防─無線ではヴォルフ代表が仲裁
レース最大の見せ場となったのは、アントネッリとの激しいバトルだった。アントネッリはラッセルのディフェンスについて無線で不満を訴え、メルセデスのトト・ヴォルフ代表が落ち着くよう促す場面もあった。レース後、アントネッリからの祝福はどこか素っ気ないものにも見えた。
ラッセルはこの攻防について慎重に語った。
「キミとのバトルはいい戦いだった。うまくいって良かった」
しかし、その後にはより踏み込んだ見解も示している。
「あのコーナーでは、ああいう形で抜くことはできない。最終的にキミが引いてくれたことに感謝している。改めて映像を見返したいが、あのような飛び込みが危険になり得ることは、カートドライバーでも知っていることだ」
「答えはコース上で示した」
マイアミGPで苦戦を味わったラッセルだが、得意とするモントリオールで存在感を示した。
「こうして自分らしい形で戻ってこられて嬉しい。マイアミは僕にとって昔から難しいサーキットだったが、一度も自分を疑わなかった。多くの人が僕について語っていたけれど、答えはコース上で示したかった。シーズンの流れを再び取り戻せたと思う」
アントネッリとの差を縮める重要な勝利となった今回のスプリント。ラッセルがこの勢いを日曜の決勝へつなげられるか、モントリオールでの戦いはさらに熱を帯びそうだ。
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