【ハンガリーGP】フェルスタッペン、FP2で4番手—シート不快感やデブリ接触の試練乗り越え、土曜の巻き返しへ
2026年F1第11戦ハンガリーGPの金曜日フリー走行。ハンガロリンクでタイムシートの頂点に立ったのはフェラーリ勢、FP1がシャルル・ルクレール、FP2最速はルイス・ハミルトンで、そこに王者ランド・ノリスが割って入る展開となった。
通算71勝を誇る4冠王者マックス・フェルスタッペンは、FP2で4番手タイムをマーク。ただし、タイムシート上位のアタックタイミングや、メルセデスのキミ・アントネッリがトラフィック等で清浄なアタックを行えなかった背景を考慮すれば、まだ各チームの真の序列は見え切っていない。
車内でのトラブルと過酷な初日-「腰が痛い」「デブリにヒットした」
フェルスタッペンにとって、このハンガロリンクの金曜日は決してスムーズな一日ではなかった。セッション中、コクピット内のドライビングポジションに違和感を覚えたフェルスタッペンは、チーム無線で即座に不快感を訴えた。
「シートに完璧に収まっていない。ポジションが後ろに倒れすぎていて、腰にすごく負担がかかっているんだ」
これを受けてメカニック陣がすぐさま作業に取りかかり、シート調整を最適化する一幕があった。さらにセッション後半、ロングラン走行を行っていたフェルスタッペンは再び無線で警戒を呼びかけた。
「フロントウィングでデブリを拾ってしまった。ダメージがないかチェックしておいてくれ」
チーム側はテレメトリーデータを瞬時に解析し、「データ上は問題ない、そのまま走行を続けてくれ」と返信。胸を撫で下ろす場面も見られた。
マシンバランスの模索ーノリスと同等のロングランも「リヤが固すぎる」
ロングランのペースにおいては、マクラーレンのランド・ノリスと同等の良好なラップタイムを刻んでいたフェルスタッペンだったが、セットアップの感触については強い不満を口にしていた。
「リヤアクスル(後輪軸)が固すぎる。リヤのグリップが全然ないんだ」
過去にハンガリーGPで2勝(2022年・2023年)を挙げているフェルスタッペンは、一日のプログラムを終えて以下のように初日を総括した。
「今日はかなり難しい一日になってしまったね。マシン全体の良いバランスを見つけ出すのにとても苦労した。
1ラップのショートランでもっとハンドリングの一貫性を出さなければいけないし、レースペースでもさらなるスピードを見つけ出す必要がある。明日の予選と日曜日のレースに向けて、僕たちにはまだやるべき作業が山積みだ」
トップのフェラーリ勢、そしてマクラーレンの背中を追うレッドブルとフェルスタッペン。土曜日のFP3と予選に向けて、メカニックとエンジニア陣がどれだけセットアップをアジャストできるかが、週末の勝敗を大きく左右することになりそうだ。
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